11月29日、むさしの地域猫の会による猫の譲渡会がむさしのプレイス前の広場で行われました。66匹の猫が参加して、19匹の里親申込があったそうです。

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代表の方からお話を聞かせていただきました。
「猫の保護団体ではなく、猫によるトラブルをなくすことを目的」としているとお話されていたのが印象的で、人と猫とのトラブルがなくなり、共存できる社会を目指している、とのことです。
自力で生きていくことのできない仔猫は保護して譲渡会へ参加、大人の猫は不妊・虚勢手術(印として耳にV字カット)を施して地域猫として地域に帰すといった活動をされているそうです。

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不妊・虚勢手術をした猫は地域で餌を貰いながら一代限りの命を全うします。
繁殖をしないので、野良猫は徐々に減っていきます。
そして餌場やトイレが設置されることで、ゴミあさりや糞の問題も改善。猫による被害を減らすことで猫が苦手な人にも理解をしてもらい人と猫が共存できる街づくり。
費用面でも非常に厳しい中で運営されているそうです。街づくりの活動として市からの補助を見直せないものかと感じました。