12月10日(木)議会運営委員会にて「地方自治の尊重を政府に求める意見書」の撤回要請に関する請願が審議され、否決されました。

陳述者によると、武蔵野市議会より提出された 「地方自治の尊重を政府に求める意見書」の記述の中に誤りがあるため、意見書を撤回して欲しいというもの。実際には撤回というものは出来ませんので、撤回の意思表明をして欲しいとのことでした。

誤りとして指摘された箇所は2点です。

在日米軍の専用施設の74%が集中している → 23%である
在日米軍の専用施設は実際に73.8%が沖縄に集中しており、23%というのは自衛隊と共同利用する基地を含めた割合であり、「在日米軍の専用施設の74%が集中」については間違ってはいない。

辺野古に新基地を建設 → 基地の移設であり新基地ではない
既存の基地機能に加え新たな設備や機能を追加される予定であり新しい基地となる。

2時間を超える陳述者との質疑の中で誤りと指摘された部分については、見方が異なるだけで、実際には誤りではなかったということがわかりました。

裁決の結果は賛成少数で否決されました。