森本病院と吉祥寺南病院が一体化して新病院建設を検討中。
吉祥寺地区の病院問題が解決に向けて一歩前進。
吉祥寺地区の病院問題が解決に向けて一歩前進。
大隅会森本病院(東京都武蔵野市)と啓仁会吉祥寺南病院(同)は、同市内に新病院の整備を検討している。2病院で病床を一体化し、約200床規模を想定。事業の具体化には、都市計画上の課題解決が必要なことから、武蔵野市や東京都など関係機関と相談しながら進める。コンサルタント・設計業務は、大成建設が担当している。いまのところ、2018年度に両医療法人を合併した上で、19年度にも整備工事に着手し、21年度の開院を見込んでいる。
両者は、吉祥寺地区でそれぞれ病院を運営しているが、両施設とも老朽化しているうえ、立地状況や土地の容積率などの問題から建て替えが困難。このため、啓仁会が現在の吉祥寺南病院に隣接して所有している旧前進座跡地(吉祥寺南町3-13-2)の敷地約2500㎡を建設候補地とし、新病院計画を検討することにした。一方、井の頭通りに面し駐車場として暫定利用している土地は、都市計画上、現状80床ほどの規模の建物しか建てられない。今後、事業の具体化に向けて市や都と協議していく考えだ。
新病院は、二次救急医療機関・防災拠点連携病院としての体制整備を進めつつ、急性期病棟機能を中心に、在宅復帰を支援する回復期リハビリテーション病棟・地域包括ケア病棟を計画。周囲の介護老人保健施設・訪問看護ステーションなどと一体となり、地域包括ケアシステムの構築に向けて在宅復帰を推進する。また、外来機能を整備するほか、開放病床の確保も計画している。森本病院は、外来機能を残す方向で計画している。
森本病院(吉祥寺本町2-2-5)は、78床で、内訳は一般51床、療養27床。診療科目は内科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、放射線科。吉祥寺南病院(吉祥寺南町3-14-4)は、RC造地下1階地上7階建て延べ約3250㎡。病床数は一般127床(うち、回復期リハビリテーション病棟28床)で、診療科は脳神経外科、内科、外科・消化器外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科。
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