吉祥寺が舞台となっている「ひなこのーと」の放送が本日より始まります。 
 ひなこのーと
 (ひなこのーと公式サイト

 ぱっと見ただけでもどこかわかりますよね。吉祥寺駅北口駅前ロータリーです。このような感じで、番組宣伝用のPVを観ただけでも中道通り、昭和通りや井の頭公園が次々と出てきます。

「ひなこのーと」もそうですが、SHIROBAKO、甘々と稲妻などもまだまだ記憶に新しいところです。これらは観光資源として非常に貴重ではないでしょうか。
 こうした観光資源を利用して、聖地として大成功をしているのが茨城県東茨城郡の大洗町です。例えば大洗のふるさと納税ですが、2011年(87件)1,994,000円に対して、アニメヒット後の2015年は7,266件、金額は202,646,000円なんと約100倍です。
(武蔵野市は返礼品競争は行わないとの方針です、念のため)
 大洗のお祭り、あんこう祭りの来場者数は2011年で3万人、2016年には13万人とのことで、経済効果も抜群です。※町民の人口は1万7千人強

 聖地化は狙って失敗した自治体もあります。大洗は聖地化を狙ったわけではなく、住民が作品を応援し、自然発生的に聖地化したという成功例です。

 武蔵野市にはこうした観光資源がたくさんありますので、しっかりと活用していきたいですね。
 
 
 

3月に海楽フェスタが開かれた時の大洗町の商店街の様子

商店街
商店街の中は大勢の観光客

ブロンズ
作品中に出てきた鉄板ナポリタンを実際に提供する喫茶店の行列