決算委員会4日目は教育費、公債費、諸支出金、予備費、4特別会計についての審議を行い、締めくくり総括質疑を行なったのちに討論を経て採決を行いました。
 私は教育費を中心に質問を行いました。主な質問は次の通りです。

 教育費
  • 平成28年度予算認定時の付帯決議について
  • 学校施設整備基本計画の現状について
  • むさしの教育シンポジウムや未来の学校を考える市民意見交換会における市民の参加数、及び反応について
  • 市長が市民の接する中で、小中一貫教育対する市民意見は
  • 来年7月までに小中一貫教育の是非について決めるという過去の答弁に対して現状は
  • 小中一貫教育における課題について
  • 小学校学校管理費の需用費、保健体育体育施設費の需用費に不用額が多いことについて
  • 先生いきいきプロジェクトについて
  • 小・中学校ICT機器の拡充について
  • 吹奏楽クラブの楽器購入、修繕について
  • 中学生の学力について
 主な質問は本市で検討を行っている小中一貫教育についてで、これは他の委員からもかなりの質問が行われました。私も含め、小中一貫教育については否定的な立場の議員が多いのが現状です。中1ギャップの解消などがメリットとして提示されますが、本当にそれで解消にいたるかといえば、疑問が残ります。
 本市の検討している内容では、今ある小学校12校がそれぞれが小中一貫校になるとして検討されています。中学校は現状でも生徒数が少ないなどで部活動などに支障が出ています。答弁の中では小学生も含まれるから人数として少ないわけではないという旨の答弁がありましたが、小学生と中学生では1コマの授業時間にも差がありますし、授業時間数も異なります。体格も体力も違います。そもそも小学生に部活動はありません。
 最初から小中一貫校ありきではなく、どうしたら子どもたちのためになるのかをしっかりと考えていく必要があります。

 中学生の学力について
 本市の中学生は比較的学力が高いと評価されています。それは学校教育の成果なのか、それとも保護者の経済力を背景に塾に通う生徒が多いためなのか、質問を行いました。非常に難しい質問だと思いますが、私としてはレベルの高い高校を目指すのであれば、一定程度の塾通いは必要となる可能性はあるが、一般的、平均的な都立高校へは塾に通わずとも中学校の授業を受けることですんなりと入学できる程度の学力を確保してもらいという意図からの質問です。
 答弁では、学校の成果なのか塾の成果なのかはわからないとのことでしたが、都立高校入試問題は中学校卒業程度の学力を対象に作られているため、中学校でまじめに授業を受けて卒業すれば都立高校へは合格するはずとのこと。これについては確かに一理あるとは思いますが、学校の授業だけで卒業時にそのレベルに達している生徒はそれほど多くないように思えます。データに基づいた判断が必要ですので、今後調べていきたいと思います。

 質疑のあとは各会派から討論を行い、採決となりました。採決では挙手全員で委員会では認定となりました。今後は11日の本会議に報告され、認定される見込みです。