成蹊通り

 成蹊通り(武3・5・17号線)、いずれは青梅街道の先まで繋がるようですが現在はここで行き止まり。正しくはこのバリケードの先で行き止まりとなっています。

 さて、これはなぜでしょう。調べてみました。

 この計画は昭和39年2月に認可され事業がスタートしており、その土地買収の進捗は成蹊学園を除きほとんどの土地買収が完了しています。武蔵野市からは成蹊学園に対しては、成蹊学園の地下を通す案を提示し、回答待ちとなっているとのことです。
補230
※練馬区ホームページより(http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kokyokotsu/kunai_doro/toshikeikaku_douro.html)

 図のように成蹊通りは補230号線と接続し笹目通りに繋がる計画になっていますが、接続先の補230号線がまだ未整備となっています。また平成28年3月に発表された東京都の第4次事業化計画でも補230号線は優先整備路線とはなりませんでした。そのことから慌てて進める必要もなく、成蹊通りは少なくともこの先10年は動きがない、というよりも事業休止のままではないかと考えます。

 計画は昭和39年に認可された計画。半世紀以上も前の計画です。道路計画の実現は時間のかかるものですが、計画当時に想定していたとおりの未来となっているか、時には見直しも必要だと感じます。