11月4日、武蔵野市立第一小学校のおやじの会による一小デイチャレンジが行われ、参加をさせていただきました。

 このイベントは初めて行われたイベントで、夏休みに行われる防災宿泊体験が施設工事のため行えず、その代わりとなるイベントとしての開催だそうです。
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 午前中は昼食を兼ねる炊き出しの訓練。普段はアルファ化米を使いますが、今回は飯ごう炊飯です。この部分は青少協第一地区が担当。参加した児童にはお米を研いでもらい、むさしのジャンボリーで活躍する中高生サブリーダーがテキパキと薪に火を着けます。
 飯ごう炊飯が行われている横では、開会式の行われる前から地区委員の皆さんとおやじの会炊事係の方でカレー作りです。使用されるのは防災炊出用の小釜。学校が避難所になった際には実際に使用されるものを利用します。
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 当然ですがアルファ化米より美味しいカレーライスのできあがり。おかわりする児童も多く作ったカレーは見事に完食しました。
 食事のあとは、むさしのジャンボリーで身につけた、飯ごう炊飯のスキルを披露したサブリーダーを中心に児童へのジャンボリーアピール。保護者の方へは指導者としてぜひジャンボリーに参加しませんか、と。

 そして午後はおやじの会による、新聞紙でつくる防災グッズづくり。防寒着やスリッパなどの作り方が披露されました。新聞紙は防寒能力が高いので、特に冬の避難所生活では必須アイテムになります。

 その後はお楽しみタイム。
 参加者みんなでバトンを繋ぎ、ハーフマラソンの記録に挑戦。一人ひとりの走る距離は長くはありませんが、バトンを繋ぎ全員で21.0975Kmを目指しました。タイムは1時間18分40秒。

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 世界記録には届きませんでしたが、以前に私が(趣味程度に)走っていたときは2時間を切るのがやっとこでしたので、自分にとっては驚きのタイムとなりました。

 今回のこの一小デイチャレンジは一小おやじの会が企画運営を行いました。そこに青少協第一地区が炊出しで加わり、中高生サブリーダーや地区委員も参加しました。中高生サブリーダーは一小学区に住み、第一小学校を卒業した子どもたちも多くいます。一小地域防災ネットワークからも協賛がありました。そして学校からも校長先生、副校長先生が参加されました。まさに今回のイベントは地域が縦にも横にも繋がって防災に向き合うイベントになりました。
 こうした繋がりは、今後さらに広く、そして強くなっていくのではないかと思いますし、そうなっていくことを期待をし、私も力を尽くしていきたいと考えます。