一部メディアでも報道され、ご存知の方もいらっしゃると思いますが香川県では「ネット・ゲーム依存症対策条例」について議論がなされており、そして可決されようとしています。

 条例案では家庭内の教育についても踏み込んおり、私としては賛同できるものではありません。ですが、そのことについては、各議会それぞれの判断の範疇だと考えます。しかし非公開となった検討委員会やパブリックコメントの取り扱いなどの情報公開については非常に問題があると考えます。武蔵野市議会では同様のことは到底考えられません。

 そのことについて、大田区議のおぎの稔議員(無所属)より抗議声明が出され、またSNSを通じて地方議員に対して呼びかけがありました。それに対し私も賛同いたしました。私以外にも超党派で地方議員が賛同をしています。


香川県ネット・ゲーム依存症対策条例を巡る手続きに対する抗議声明
 

 香川県議会が制定を目指しているネット・ゲーム依存症対策条例(以下本条例)については、各議会の自主性の範囲内であると考えるところであるが、手続きの面で大いに疑問が残る。議会においては手続きの適正が重要であるところ、これをないがしろにすることは議会制民主主義への信頼を脅かすものであり、厳に慎まれたい。 よって、下記の点につき抗議するものである。

 記

1、条例策定の検討過程があかされず極めて不透明である。

2、パブリックコメントが恣意的な運用をなされている疑いがある。

3、パブリックコメントにおける賛否の表明はパブリックコメントの趣旨を逸脱している。

4、パブリックコメントの内容が審議にほとんど反映されないのは不当である。パブリックコメントの趣旨を形骸化させる取り組みは断じて許されるものではない。

5、傍聴等が制限されているのは知る権利を阻害している。  

 以 上