5月12日、第25回武蔵野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれ、次の通り決定、報告されました。
第25回武蔵野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議
(令和2年5月12日(火)開催) 報告第25回武蔵野市新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、次のとおり協議した。
【決定事項】
〇「武蔵野市新型コロナウイルス感染に係る緊急事態宣言の延長に伴う対応方針(案)」について内容を確認し、修正のうえ、本日中に確定する。
1、健康福祉支援策について
1.市民の不安解消、医療体制維持のため、市が医師会や医療機関等と協力して武蔵野市PCR検査センターを設置する(完全予約制・ドライブスルー方式)。
2.住居確保給付金(家賃相当額の支給)の要件緩和に伴う拡充に対応する。
3.レスキューヘルパー(高齢者等緊急訪問看護)を拡充して感染症対策に対応する。
2、子育て支援策について
1.児童育成手当(育成手当・障害手当)受給世帯に対し、市独自に対象児童一人当たり3万円の臨時給付を実施する。
2.妊婦の不安の軽減と新型コロナウイルス感染拡大防止のため、アンケートによる妊婦の状況把握を行い、必要な支援につなげていくとともに、感染防止に必要な物品等購入やタクシー移動に使える「子ども・子育て応援券」を、従来の1万円から2万円分上乗せし、3万円分を配付する。
3.「子供の食の確保」緊急対策として、学校の臨時休業等に伴い、在宅生活が続く子どもやその保護者へ食事の提供を行う事業者への支援を実施する。
4.保育所等の臨時休園の際に、保育が必要になった場合のベビーシッター利用支 援事業における、利用者への活用支援を行う。
3、経済支援策について
1.市民の日常生活を支えている中小企業者等で、東京都感染拡大防止協力金の対象外となるもののうち、感染拡大防止に取り組む事業者に対し、市独自で法人30万円(個人事業主は15万円)を給付する。
2.武蔵野商工会議所が持続化給付金(国)、感染拡大防止協力金(都)並びに武蔵野市の支援事業に関する申請サポート、相談、案内するために、市内2か所に開設するサポート窓口に要する費用に対する補助を行う。
3.令和2年4月以降において、中小飲食事業者が新たに「持ち帰り」「宅配」を始める際の初期経費等に対して、最大10万円を助成する。
4.外出自粛要請や短縮営業・休業要請などにより経営悪化に直面している飲食店を支援し、地域のにぎわいや交流を支えていくことを目的に、武蔵野商工会議所が実施するクラウドファンディング事業に対する補助を行う。
【報告事項】1、相談業務について
1.年金・社会保険・労務相談については、従前、市役所ロビーで実施していたものを予約制の電話相談に方法を変更し、6月9日(火)より再開する。
2.派遣弁護士による交通事故相談については、電話相談に方法を変更し、6月4日(木)より再開する。
2、その他
1.東京都に寄付されたマスクが介護サービス事業所での活用に向けて市に提供されることとなったため、第24回対策本部会議で報告したマスクと合わせ、各事業所等へ配布する。
2.各議員からの情報等を議会において取りまとめたものの第2回分の対応報告について、情報共有した。
3.7月に予定していた「PCOフォーラム(害虫対策に関する講習会)」は中止する。
※予算の補正が必要な対策については、令和2年武蔵野市議会第2回臨時会の議決を経た後、実施する。
※本対策については、今後の感染症動向の変化に伴い、対策本部において適宜見直す。
<担当>総括的事項:安全対策課長(内)2290健康課長(内)710-101以上